深く美しいスモークがかったネイビーブルーの地に、ヨーロッパのビンテージファブリックを思わせるお花の装飾模様が織りだされた紬のつくり帯です。
遠州椿のようにも見えるデザイン化された花のモチーフに、ソレイアードのテキスタイルや中世ヨーロッパのミルフルールのタペストリのようなロマンチックな情趣がプラスされたデザインが秀逸で、ドラマチックな物語を洗練された大人のムードで楽しむ特別な魅力ある着物スタイルをつくりだしてくれそうです。
ざらっとした手触りの、所々に節のでた、ほどよい張りと硬さがありますがしなやかな生地で絹化繊の混紡かと思われます。
お太鼓部のパーツが完全にお太鼓の形につくられているタイプのつくり帯で、帯枕でお太鼓部分を胴に固定するようになっています。(帯枕は付属していません。)
簡単に付けられるつくり帯は、着付けてしまえば普通の名古屋帯とほとんど見分けがつきません。軽くて便利なつくり帯は普段着着物生活に欠かせないお役立ちアイテムです。