シックなブラックをベースに、おおらかな遊び心とプリミティブな情熱を感じさせてくれる矢羽根のようなフォークロアデザインが印象的な紗の夏帯です。
太めの糸でざっくりと織りだされた節感のある素朴でナチュラルな織地が心地よく、遠い異国を旅するようなエキゾチックな遊び心とファンタジックな物語を楽しむ個性の光る着物コーデを作り出してくれそうです。
ざらっとした手触りの、張りとシャリ感のある硬めですがしなやかな生地で、メッシュ状に透かし目のある紗地です。素材は麻化繊の混紡と思われ、風通しが良く、汗ばむ季節もさっぱりと心地よく楽しんでいただけそうです。
手先のみかがられた、開き名古屋帯(松葉仕立ての八寸帯)で、タレ部分は折り返して二重になっており、胴に巻く部分は単になっていて、芯無しの仕立てです。
半幅部分の幅が調節できるので、幅広に締めてレトロな雰囲気で着こなしたり、コーディネートの幅が広がります。