淡く優しい薄黄色地に、夕映えに染まるような茜色の湖と森、白亜の館のような城のような建物が抒情豊かに染め出された正絹塩瀬と思われる名古屋帯です。
夕映えの湖、深い森、白亜の館の美しい情景が、夢見るように幻想的なコーディネートを紡ぎ出してくれそうです。
ざらっとしていますがすべらかな手触りの、適度な張りと堅さとコシ、うっすらとマットで上品な光沢のでたしなやかな生地で、正絹塩瀬と思われます。
さっぱりとした質感と優しい染めのタッチが心地よい塩瀬の染め帯は、紬やウール、銘仙などのカジュアルなお着物にも、お召や縮緬の小紋などのおめかしのお着物にもよくあい、幅広いコーディネートで活躍してくれそうです。