薄曇りの空からさしこむ光に幻想的にきらめく細波のようなよろけ縞がふっくらとしたふくれ織りで織り出された2部式のつくり帯です。
立体的な織り模様が光の角度で複雑な影をおとし、幾何学的なデザインの中に刻一刻と移り変わる自然の美しさを感じさせてくれます。
ややざらとした手触りのほどよい張りのあるしなやかな生地で、正絹と思われます。
お太鼓部のパーツが完全にお太鼓の形につくられているタイプのつくり帯で、帯枕でお太鼓部分を胴に固定するようになっています。(帯枕は付属していません。)
簡単に付けられるつくり帯は、着付けてしまえば普通の名古屋帯とほとんど見分けがつきません。軽くて便利なつくり帯は普段着着物生活に欠かせないお役立ちアイテムです。