シックな黒の地に、品の良い藤色を差し色にした清々しい縞と、格調高い笹蔓のような実と花のモチーフがデザインされた、洗える単着物兼夏着物です。
モノクロームを基調にしたすっきりとした縞に、三百年に一度実をつけるといわれる竹の実と花を唐草のようにアレンジした名物裂の笹蔓緞子に由来する楚々とした植物文様をさりげなくあしらった一枚は、小粋な遊び心と大人ならではのセンスの良さが光る洗練されたコーディネートを作り出してくれそうです。
ざらっとした手触りの、ぷるんとした張りとシャリ感のある、肌離れや風通しの良いストライプ状の織模様のでた、うっすらと透けるさっぱりとした生地で、ポリエステル100%の洗える着物で、セオα系統の高級化繊です。紗や絽といった夏指定の素材ではないので、単着物のシーズンからお使いになっていただけそうで、5月半ばから9月くらいまで気候にあわせて長く楽しんでいただけそうです。
「ONWARD23区」のタグがついています。
エリは広衿で仕立てはミシンと部分手縫いです。スソまわりやソデまわりなど着用時目につくところは手まつりです。