ゆらりと風にゆれる草葉のような、優雅な気品とナチュラルな心地よさが調和したアラベスク調の装飾模様が織りだされた、絹縮と思われるさっぱりとした単着物です。

シックなブラックと深いブルーを基調にした静謐な彩りもしみじみと美しく、夜の植物園を思わせる幻想的な物語を感じさせてくれます。

しゃきっとした張りと硬さがありますが薄手の軽い織地で、ごくわずかにマットなツヤ感があります。縮のようなシボと素朴な節が特徴で、撚り糸と紬糸を組み合わせた古志紬や、結城縮を思わせるさらりとしたシャリ感のある紬地です。素材は正絹と思われます。

シボがあるため肌離れがよく、単シーズンの御召ものとしてさっぱりと着こなしていただけそうです。

エリはバチ衿で手縫い仕立てです。

※手縫いかどうかについての判断は、スソまわりとソデまわり、ソデ付け、脇線の縫い目で確認しております。それ以外の部分ミシン縫いの場合は見逃しがあることがございますので、ご了承ください。

• 丈は肩山から裾までの長さです。
• 裄出しの長さの記載については、あくまで参考として掲載させていただいております。当店ではお直しは行っておりませんのでご了承くださいませ。また、裄出しの長さの記載がない商品につきましては、裄出しの余裕がないか、または袷仕立てのため、判別がつかないものになります。
• サイズは、平置きにての実測のため、わずかな誤差がある可能性があります。
• サイズについては、「着物のサイズについて」のページもご参照くださいませ。

その他注意事項

• 商品は、『着物または浴衣』のみになります。写真のその他のアイテムは別売りまたは撮影用の参考商品です。
• 写真につきましては、実際の商品に近くなるよう努めておりますが、モニターの違いや光のあたり具合により、色や雰囲気が実物とやや異なる場合がございますので、ご了承ください。