袖や裾にひらりと揺れる繊細で優雅なレース飾りがドラマチックな物語をつむぎだしてくれる、ビンテージ着物リメイクのざっくり織りのウール混単着物です。
ミル・フルールのタペストリーを彩るような愛らしい草花モチーフで飾られたモロッカンタイルのような松皮菱文様が、遠い異国を旅するようなわくわくする物語を生み出して、ラグジュアリーなレース飾りがロマンチックな華やぎをプラスし、ドラマチックな遊び心とモードなセンスを兼ね備えた心ときめく一枚となっています。
ややざらっとした手触りの、シャリ感があってさっぱりとした質感のウール化繊混紡と思われる生地で、やや目のあらいざっくりとした織りなので光に透かすとうっすらと透けます。
通常のウール着物と同じように、暑さが一段落した初秋から春まで、夏季以外のスリーシーズン楽しんでいただけそうで、気温にもよりますが5月くらいまでお召しになっていただけると思います。ほどよい厚みがあるため冬でも羽織など防寒対策をすれば十分着用できるので、普段着着物には最適です。
レースは化繊です。
エリはバチ衿で仕立てはミシンと部分手縫いです。スソまわりやソデまわりなど着用時目につくところは手まつりです。