白地に紺の清々しいバイカラーで染め出された、船と港、塔や街灯、装飾フェンスのモチーフが港町神戸の叙情をつたえるビンテージの注染浴衣です。
異国情緒あふれる洋館が立ち並ぶ街、どこか懐かしい汽笛の音が響く港、神戸ポートタワーから見渡すきらめく夜景・・・魅惑的でロマンチックな神戸の街をぶらりとお散歩するような心はずむ一枚です。
さらっとした手触りの、昔の浴衣ならではのしっかりめの綿地で、何回か水をくぐってこなれた風合いがありますが、お召しになっていても生地がよれっとなりにくく、お洗濯をしてもくたっとなりにくいので、長くご愛用いただけそうです。
裏までしっかり染料が通っており、昔ながらの注染の手法で染められていると思われ、自然な揺らぎのある染めのタッチや色のぼかしも味わい深く、風にひらりとかえるスソやタモトにも風情を感じさせてくれます。
注染浴衣の魅力については下記の特集ページでもご紹介しています。ぜひご覧ください。
注染レトロ浴衣のすすめ
エリはバチ衿で仕立てはミシンと部分手縫いです。スソまわりやソデまわりなど着用時目につくところは手まつりです。身幅の広いワイドサイズの浴衣です。