濃紺地に清々しく映える白一色で染め出された大輪の菊花、凛と咲く杜若、はらりと舞い降りる楓、清らかな清流にかける橋が雅やかな詩情をさそうビンテージの注染浴衣です。

菊花のはなびらを形作る細やかな点描が、一面の白露のようなはかなげな詩情と瀟洒な美しさを感じさせてくれます。

華やかな古典文様を藍染を思わせるような紺と白の二色が、清々しくさっぱりとまとめあげてくれていて、風鈴の音やカランコロンという下駄の音な似合う涼やかな夏姿を作り出してくれそうです。

さらっとした手触りの、昔の浴衣ならではのしっかりめの綿地で、何回か水をくぐってこなれた風合いがありますが、お召しになっていても生地がよれっとなりにくく、お洗濯をしてもくたっとなりにくいので、長くご愛用いただけそうです。

裏までしっかり染料が通っており、昔ながらの注染の手法で染められていると思われ、自然な揺らぎのある染めのタッチも味わい深く、風にひらりとかえるスソやタモトにも風情を感じさせてくれます。

注染浴衣の魅力については下記の特集ページでもご紹介しています。ぜひご覧ください。
注染レトロ浴衣のすすめ

エリはバチ衿で仕立てはミシンと部分手縫いです。スソまわりやソデまわりなど着用時目につくところは手まつりです。

• 丈は肩山から裾までの長さです。
• 裄出しの長さの記載については、あくまで参考として掲載させていただいております。当店ではお直しは行っておりませんのでご了承くださいませ。また、裄出しの長さの記載がない商品につきましては、裄出しの余裕がないか、または袷仕立てのため、判別がつかないものになります。
• サイズは、平置きにての実測のため、わずかな誤差がある可能性があります。
• サイズについては、「着物のサイズについて」のページもご参照くださいませ。

その他注意事項

• 商品は、『着物または浴衣』のみになります。写真のその他のアイテムは別売りまたは撮影用の参考商品です。
• 写真につきましては、実際の商品に近くなるよう努めておりますが、モニターの違いや光のあたり具合により、色や雰囲気が実物とやや異なる場合がございますので、ご了承ください。