霞の中におぼろげに浮かぶ樹木模様に、パンジーやアネモネのようなお花模様が織り重ねられたウールの単着物です。
とけあうようにぼかされた淡い色彩や、繊細な織りが生み出す木々や花の柔らかな輪郭が、クロード・モネの描く光移ろう花庭のようで、印象派のアートを身にまとうような幻想的で物語豊かな装いを作り出してくれそうです。
ざらっとした手ざわりの中厚のウールと思われる生地で、暑さが一段落した初秋から春まで、夏季以外のスリーシーズン楽しんでいただけそうです。真冬でも羽織など防寒対策をすれば十分着用できるので、普段着着物には最適です。
ウールの単着物につきましては、こちらの特集ページでご紹介しております。ぜひご覧ください ≫姉妹屋イチオシアイテム!ウール着物のススメ
袖付けと身八つ口の境目(袖付けどまり)に力布の補強(笹縁)のある丈夫な仕立てです。
後ろ身頃裏の裏のおしり部分に、縫い目の補強のための居敷き当てがついています。
エリはバチ衿で手縫い仕立てです。
※手縫いかどうかについての判断は、スソまわりとソデまわり、ソデ付け、脇線の縫い目で確認しております。それ以外の部分ミシン縫いの場合は見逃しがあることがございますので、ご了承ください。