宵闇のようなダークカラーに、光をうけてつやめくブルーやピスタチオ、バーミリオンなどの色糸美しく、アラビアの宮殿を彩るような優美な装飾模様が織りだされたシルクウールと思われるアンサンブル(着物と羽織のセット)です。
明治・大正の建築を飾るレトロタイルのようにも、ヨーロッパの聖堂のステンドグラスのようでもある、ヨーロピアンな詩情とオリエンタルな物語を兼ね備えた正倉院文様の流れを組むようなデザインがとても素敵で、ロマンチックな想像をかきたたせてくれます。
ロマンチックなデザインですが、シックなトーンでまとめられているので、落ち着いた大人のスタイルにもぴったりです。
ややざらっとした手触りの、上品でマットなツヤ感のでた、遠目には大島紬のようにも見える品の良い生地で、ウールに絹と化繊を若干混紡したシルクウールではないかと思われます。
羽織をぬいでウールの単着物として着こなしたり、羽織を他の着物と組み合わせてコーディネートを楽しんだり、もちろん羽織と着物セットで、まとまりがありつつ個性きらめくスタイルを楽しんだり、着物コーディの幅がぐんと広がること間違いナシです。
ウールの単着物につきましては、こちらの特集ページでご紹介しております。ぜひご覧ください ≫姉妹屋イチオシアイテム!ウール着物のススメ
羽織には裏地がついていますので、羽織はご自宅でお洗濯するのが難しいと思います。お着物はご自宅でお洗濯していただけます。
エリはバチ衿で手縫い仕立てです。身幅がやや広めのワイドサイズです。
※手縫いかどうかについての判断は、スソまわりとソデまわり、ソデ付け、脇線の縫い目で確認しております。それ以外の部分ミシン縫いの場合は見逃しがあることがございますので、ご了承ください。