ブラウンがかったスモークグリーンに、雪の結晶のような幾何学的な美しさを感じる花と、クロムグリーンの葉を組み合わせたアラビアの宮殿を彩る優雅なタイルを思わせる装飾模様が染め出されたウールのアンサンブル(着物と羽織のセット)です。
明治・大正の建築を飾るレトロタイルのようにも、ヨーロッパの聖堂のステンドグラスのようでもある、ヨーロピアンな詩情とオリエンタルな物語を兼ね備えたデザインがとても素敵で、メルヘンチックなときめきとロマンチックな想像をかきたたせてくれます。
光の加減でブラウンみが強く見えたり緑みが強く見えたり、ぐっと沈んでよりくすんだ暗い色味に見えたりします。
羽織をぬいでウールの単着物として着こなしたり、羽織を他の着物と組み合わせてコーディネートを楽しんだり、もちろん羽織と着物セットで、まとまりがありつつ個性きらめくスタイルを楽しんだり、着物コーディの幅がぐんと広がること間違いナシです。
ざらっとした手ざわりの中厚のウールと思われる生地で、お着物は暑さが一段落した初秋から春まで、夏季以外のスリーシーズン楽しんでいただけそうで、羽織をはおっていただくと真冬でも暖かく活躍してくれる便利なアイテムです。
羽織りは裏地がついておらず、背当てのみのため、着物、羽織りともにご自宅でお洗濯していただけます。
ウールの単着物につきましては、こちらの特集ページでご紹介しております。ぜひご覧ください ≫姉妹屋イチオシアイテム!ウール着物のススメ
エリはバチ衿で手縫い仕立てです。着物の裏に、背当て、居敷当てがつています。前幅が広めのワイドサイズのお着物です。
※手縫いかどうかについての判断は、スソまわりとソデまわり、ソデ付け、脇線の縫い目で確認しております。それ以外の部分ミシン縫いの場合は見逃しがあることがございますので、ご了承ください。