紫紺と紺藍が美しくぼかされた瑠璃のような深い青の地に、優美な曲線を描く繊細な芝草と、跳ね遊ぶうさぎ、はらりと風に舞い降りるような花びらが染め出された注染浴衣です。
ふわりと明かりがともったような芝草の円弧が、おぼろに浮かぶ半月のようにも見え、月光に優しく照らされた野原でうさぎたちが楽しげに跳ね遊ぶような、叙情的な深みと豊かさを感じる魅力的なコーディネートを作り出してくれそうです。
さらりとした手触りの綿地です。
裏までしっかり染料が通っており、昔ながらの注染の手法で染められていると思われ、自然な揺らぎのある染めのタッチや色のぼかしも味わい深く、風にひらりとかえるスソやタモトにも風情を感じさせてくれます。
綿100%の素材タグがついています。
エリはバチ衿で仕立てはミシンと部分手縫いです。スソまわりやソデまわりなど着用時目につくところは手まつりです。