シックなブラックと鮮やかなグリーンとコントラストも印象的に、ミッドセンチュリーファブリックのようなアートな遊び心を感じる曲線美しい抽象パターンが織りだされた開き名古屋帯です。
屋根の曲線のようにも、鱗のようにも、羽のようにも、スカラップレースのようにも見える抽象デザインは、あわせる帯によって様々な物語をつむぎだし、身にまとう人の個性と魅力をひきたたせてくれそうです。
さりげなくアシンメトリーなデザインとなっており、胴前は2パターンの柄を楽しんでいただけます。
ざらっとした手触りの、ほどよい硬さと厚み、張りのある織地で、絹化繊の混紡かと思われます。
手先のみかがられた、開き名古屋帯(松葉仕立ての八寸帯)で、タレ部分は折り返して二重になっており、胴に巻く部分は単になっていて、芯無しの仕立てです。
半幅部分の幅が調節できるので、幅広に締めてレトロな雰囲気で着こなしたり、コーディネートの幅が広がります。