砂糖菓子みたいにふわりと浮かぶ梅の花枝。おだやかなカフェオレベージュに本絞りの模様が柔らかい映える優しい空気の正絹羽織
- デザイン: ブラウンがかった淡い芥子色に近いベージュカラーをベースに、そよ風のような曲線とまろやかな花の形が重なる優雅な地紋が織りだされ、繊細な枝と、ふんわり咲く梅の花がふっくらとした本絞り染め出された優しく愛らしいデザイン。カフェオレカラーのニュアンスに、おだやかな銀朱の梅がふわりと映え、控えめなのにふと視線をひきつける一枚です。
- 印象: 甘すぎず、やわらかく上品。近くで見るほど、地紋のゆらぎと絞りの立体感が効いていて、大人の装いに余韻を足してくれます。
- 素材・着用感: 上品な光沢のでたしなやかな正絹地。
- 季節・シーン: 秋口から春先までの重ね着に活躍。街歩きやカフェ、美術館、旅行など、日常の装いを少しだけ特別にしてくれます。羽織は室内でも脱がずに着られるため、帯結びのカバーや上半身の汚れ防止にも◎。
- コーデ提案: 生成り・ベージュ・ブラウンのワントーンでやさしくまとめても、黒や紺に重ねて梅をきりっと引き立てても素敵。帯や小物に朱・えんじを一点だけ効かせると、統一感のある大人の可愛さに。アンティークの着物にあわせた竹久夢二の叙情画のような大正ロマンな装いににもぴったりですし、楚々とした古典和柄の着物にあわせて品よくまとめたり、縞の着物に重ねて粋に大人っぽく着こなしても素敵です。