墨色の正絹無地。端正な格好良さを楽しむ男物仕立てのオーセンティック羽織。
- デザイン: ニュアンスのあるスモーキーなブラックに、白抜きの家紋がきりりと映えるミニマルな意匠。装飾を削ぎ落とした潔さが、装い全体を引き締めます。
- 印象: 端正で凛とした佇まい。フォーマル寄りの空気感をまといつつ、黒のワントーンが今っぽいモード感も演出します。羽織裏のデザインも素敵です。
- 素材・着用感: さらとした手触りの正絹の生地です。落ち感が美しく、羽織るだけでシルエットが整う軽やかさが魅力。脇の下と、袖の内がぬいつけられた男性用の羽織ですが、カーディガンやコートのような感覚で女性がはおっていたただいても、長めの丈やシルエットが素敵です。また、冬は寒さも防いでくれるので、男女共用のアイテムとしておすすめです。
- 季節・シーン: 秋冬春の羽織ものに。羽織は洋服でいうカーディガンやジャケットのような存在で、室内でも脱がずに着られるため、帯結びのカバーや上半身の汚れ防止にも便利です。もともと男性の正装に用いられていた五つ紋付きの黒羽織ですが、おしゃれ着として自由なファッションで楽しんでいただくと素敵かと思います。
- コーデ提案: 紺やグレー、茶の着物に合わせてシックにまとめるのはもちろん、縞や格子など柄物の上に重ねて引き算の効いた着こなしに。足元は革靴やブーツで現代的に寄せても◎。黒のジャケットのように楽しんでいただけそうです。