ブラックとレッドのモダンなバイカラーで織りだされた銀河のような曲線と惑星のような水玉がファンタジックな遊び心をさそう単帯です。
70年代のファブリックデザインを思わせる、シンプルでいてアトラクティブな色とデザインが印象的な一本は、幅広いコーディネートにマッチしてくれる着まわし力の高さと、他にはない個性と遊び心を兼ね備えたスペシャルなアイテムです。
ざらっとした手触りの、つるりとした光沢と適度な張り、硬さのあるしなやかな生地で、絹化繊の混紡かと思われます。
裏や芯のついていない単の織りの帯です。半分に折って半幅帯感覚で使うこともできますし、芯がないため、ファブリック帯のようにしなやかで、長さも長めで、色々なアレンジ結びを楽しんでいただくのにも最適です。
帯の両先はかがりなどの処理がされていませんがそのまま使われてきたようで、ほつれなどもそれほどみられず、このままで問題なくお使いになっていただけるかと思います。
今ではあまり見かけなくなった単帯は、春と秋の単着物の季節にも最適ですし、昭和のファッション誌などでは、浴衣や夏着物にあわせてコーディネートされていて、昭和レトロな夏の装いにもぴったりです。春、夏、秋と季節の変化にあわせて長く楽しんでいただきたいとても便利なアイテムです。冬でも問題なくお使いになっていただけると思いますが、人によっては寒々しく感じる方もいらっしゃるかと思います。
単帯の魅力について特集ページ「こんなに便利単帯〜ひとえおび」でもご紹介中です。ぜひご覧ください。