霧たちこめる竹林を織り上げたような幻想的で粋な物語を楽しむシルクウールの単着物
- デザイン: 銀鼠と黒の織り糸が生み出す細やかな濃淡がすっきりと伸びる竹模様を描き出します。細かな絣織りがさざ波のような陰影を生み、深い竹林の中に佇むような奥行きと深みを感じさせてくれます。
- 印象: 端正で都会的。控えめな洒落感で日常にすっと馴染みます。帯合わせ次第できりりと格好良くも、はんなりと柔らかにも表情を変え、洗練さあれた大人のカジュアルスタイルを生み出します。
- 素材・着用感:ざらりとした手触りの中厚の生地で、ウールにシルクと化繊を混紡したシルクウールと思われます。シワになりにくく、ご自宅で気軽にお洗濯できる扱いやすさも魅力です。マットで上品なツヤ感があり、リラックスした心地よさがありつつくだけすぎず、しなやかに体に沿いますが、適度な張りがあるので体の線を拾いにくいです。
- 季節・シーン: 裏地のない軽やかな単仕立てですが、ウールなので真冬も暖か。暑さが落ち着いた初秋から春までスリーシーズン活躍。街歩きや旅行、雨の日のお出かけなどの普段使いから、食事会、観劇などのちょっとおめかししたお出かけまで幅広く楽しめます。
- コーデ提案: 博多や無地・縞帯で端正に/色柄帯で遊び心を。シルバーや藍の小物を差すとモダンな表情に。雪輪文様の帯をあわせて雪持ち笹の風情を楽しんだり、雀の小物をあわせても素敵。
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着物の種類:シルクウール(交織) / 単仕立て / 織模様
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仕立て: エリはバチ衿で仕立てはミシンと部分手縫いです。スソまわりやソデまわりなど着用時目につくところは手まつりです。