シックなブラックにローズブラウンが心地よいセピアトーンで染め出された宝相華やアラベスクの装飾模様が美しい正絹塩瀬の開き名古屋帯
- デザイン: お太鼓には花弁が美しく重なるシンメトリーな宝相華文様が大胆に染め出され、胴前にはアラベスク調のフリーズ装飾模様が、シックで落ち着いた色調で染め出された一本。
- 印象:染帯ならではのやわらかなにじみを含んだタッチと、ナチュラルなカラートーンが、 正倉院文様やギリシア装飾を思わせる格調と華やぎを感じるドラマチックなデザインを優しく整え、洗練された大人の着こなしを作り出してくれます。
- 素材・着用感:適度な張りとコシ、硬さがありますがしなやかな生地で、正絹塩瀬と思われます。胴まわりは半分にかがられておらず手先まですべて広幅に仕立ててあり、胴周りの裏は額縁のようにかがられていて、裏からは芯が見える額縁仕立てです。
- 季節・シーン:さっぱりとした質感なので、袷着物の季節だけでなく、初夏や秋の単シーズンの装いにもぴったりかと思います。カジュアルからちょっとしたお出かけ、食事会などのさりげないおめかしまで幅広く楽しんでいただけると思います。
- コーデ提案: 塩瀬の染帯は、ウールや木綿、正絹紬などの着物にあわせた気取りのない装いにもぴったりですし、お召や縮緬など染の着物にもよくあい幅広いコーディネートで活躍してくれます。シンプルな小紋や無地着物に合わせると帯が主役に。唐花や更紗風の着物に合わせれば華やかな統一感を演出できます。帯留や帯揚げでモダンな雰囲気にも、クラシカルな装いにも。
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帯の種類:正絹塩瀬 / 額縁仕立て名古屋帯 / 染模様
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仕立て: 胴まわりから手先まで広幅になっていて、胴まわりの裏は額縁仕立てで、裏から芯が見える構造です。