黒の絽地に、竹の透かし模様が静かに浮かぶ、凛とした気配ただよう正絹絽の薄羽織。
- デザイン: シックな黒の地に、凛と涼やかな竹の透かし模様が織りだされた、正絹絽の薄羽織です。後ろ姿には背縫いをまたいで竹の模様が大きく浮かび、前身頃には葉がひとつだけすっきりと配置された、余情のあるデザインで、竹林をわたる風の気配や、葉擦れの音がどこからともなく聞こえてくるような清々しい一枚です。
- 印象: 「独り坐す幽篁の裏 琴を弾じて復長嘯す 深林人知らず 明月来たりて相照らす」という王維の詩のような幽幻で静謐な風情ただよう涼やかな装いを作り出してくれそうです。まるでブラックのシアージャケットのように、幅広い色柄のアイテムにマッチして、装い全体をすっと整えてくれます。
- 素材・着用感: さらりとした手触りの、横縞状に透かし目のでた、薄手でしなやかな生地で、正絹絽と思われます。
- 季節・シーン: 日中は暖かくても、朝夕は着物一枚では心もとない秋や春に、単のお着物にあわせていただくのにもぴったりですし、夏にはクーラー冷え防止のアイテムとしても役に立ち、春夏秋のスリーシーズン活躍してくれる価値ある一枚です。カーデガンのように楽しんでいただけ、コーディネートの幅も広がり、少し自信のない帯結びを隠したり、アンティーク着物のダメージ隠しにもなってくれます。
- コーデ提案: 幅広い色柄の着物や浴衣にしっくりとマッチし、華やかな着物をぐっと落ち着いたムードにまとめ、無地や縞などのシンプルな着物をよりいっそう小粋に仕上げてくれます。