孔雀の羽根と花々をアール・ヌーヴォーアートのように優雅に描いた大正浪漫なアンティーク名古屋帯。
- デザイン:おだやかな象牙色をベースに、あたたかな朱橙、淡い杏色、古金色を重ね、ところどころを黒で引き締めたドラマチックな配色で、孔雀の羽根や大輪の花をあしらった大胆かつ優雅装飾模様が染め出されたアンティークらしい華やかな物語を楽しめる名古屋帯です。さりげなく差し入れられた古金や銀の刺繍が奥行きと上質な遊び心を添えています。
- 印象:ペルシア美術や更紗、ヨーロッパの装飾文様、アール・ヌーヴォーアートを思わせる、時代や文化をまたいだ自由な美しさを感じさせてくれ、和と洋が調和した大正浪漫な雰囲気が魅力です。優雅な曲線と大胆な構図、あたたかく印象的な色彩が響き合い、クラシカルでありながらどこかモダン。異国の物語を閉じ込めたアンティークテキスタイルのような、華やかでロマンチックな存在感を楽しんでいただけます。
- 素材・着用感:ややざらっとした手触りの、ふくれ織のようにも見える独特のシボのでたしなやかな生地で、正絹と思われます。しなやかでやわらかな生地ですが、厚みのある芯がつかわれており、やや重みがあります。
- 季節・シーン:秋・冬・春のスリーシーズン活躍。紬やウールなどにあわせたカジュアルコーデから、御召や正絹小紋、付下げ着物にあわせた少しよそ行きの装いまで、幅広く楽しんでいただけます。
- コーデ提案:黒や焦茶、深いグリーンの着物に合わせれば、朱橙の柄がぱっと浮かび、クラシカルで印象的な装いに。生成りやベージュ、くすみ色の無地感覚の着物に合わせると、帯の文様そのものを主役に楽しめます。写真のように黒地の細かな柄物と合わせて、柄×柄のヴィンテージミックスに仕上げるのも素敵。帯締めにはオリーブ、黒、こげ茶、パール系などを合わせると、全体がきれいにまとまります。