本麻地に、ロマンチックな物語を奏でる花唐草文様を染め上げた、さっぱりとした夏向けの開き名古屋帯です
正倉院文様の流れをくむようなクラシカルな気品とドラマチックな物語を秘めた瀟洒な花アラベスクを、グレーに紫をほのかにとかしたようなエレガントなカラーで染め上げた一枚は、洗練された遊び心を楽しむ颯爽とした夏姿を作り出してくれそうです。
光の加減によって色味が大きく異なり、紫みがやや強くモーヴ色のような色味に見えたり、ほとんどグレーに近く見えたりします。
しゃきっとした張りの強い、さっぱりとした肌触りの、やや節感のある風合い豊かな本麻を、目が粗目にざっくりと織り上げた涼やかな織地は、通気性や吸湿性がよく、蒸し蒸しとした季節もさっぱりと着こなしていただけそうです。
麻100%です。
国内縫製でミシン縫いと手かがりの併用です。
絽や紗ほどは透けないため、4月くらいから10月くらいまで気候にあわせて長く楽しんでいただけそうで、盛夏にもお使いになっていただけます。
光に透かすと透かし目が見えますが、置いていただくとそれほど透け感はないため、冬にお使いになってもそれほど違和感はないかと思います。
撮影用にマネキンに着せつけていますが未使用品です。デッドストックのB品となり、着用に問題がない程度の小キズや織りの乱れ、若干の小汚れがある場合がございますのでご了承ください。