赤と黒のバイカラーで、ヨーロピアンな詩情ただようアラベスク調の装飾模様が織りだされた開き名古屋帯です。
よく見ると、花や葉はレースのような細やかな装飾模様で飾られており、オーブリー・ビアズリーの挿画を思わせるロマンチックな物語と幻想的な詩情ただよう、ラグジュアリーな華やぎの中に品の良い色っぽさと毒っけの効いた特別な魅力あるコーディネートを作り出してくれそうです。
手先のみかがられた、開き名古屋帯で、タレ部分は折り返して二重になっており、胴に巻く部分は単になっていて、芯無しの仕立てです。タレの両脇はかがられていませんが、昔の八寸帯にはよくある仕立てで、このままで問題なくお使いいただけます。
半幅部分の幅が調節できるので、幅広に締めてレトロな雰囲気で着こなしたり、コーディネートの幅が広がります。