穏やかに夜へと移り変わる空のような、月影に浮かぶ桔梗の花びらのような、光の加減でわずかに紫をおびて見えるような静謐な詩情ただよう深い青美しく、大胆な縞文様が織りだされた、アンティークと思われる正絹紬の単着物です。
きりりとしたかっこよさの中にどこか艶めく大人の色っぽさを感じる青が紡ぎ出す存在感のある縞模様が印象的で、大正浪漫・昭和レトロな華やぎ香るアンティークスタイルからポップな遊び心を楽しむモダンコーデまで、視線をひきつける魅力的なコーディネートを作り出してくれそうです。
ややざらっとした手触りの、マットなツヤ感とほどよい張り、風合いのある節のでたしなやかな生地で、古い時代の正絹紬と思われます。
裏に居敷当がついています。
エリは広衿で手縫い仕立てです。
※手縫いかどうかについての判断は、スソまわりとソデまわり、ソデ付け、脇線の縫い目で確認しております。それ以外の部分ミシン縫いの場合は見逃しがあることがございますので、ご了承ください。