時代を超えて受け継がれたビンテージの八寸帯の意匠や素材の魅力を未来へつなぐ思いをこめて、今の暮らしに寄り添う半幅帯としてリメイクしました。
赤・紺・白・からし色──遊び心のある色合わせと、「古渡更紗染」のどこか手描きのようなやわらかさを感じさせてくれる染めのタッチが心地よいチェック柄が素敵な、木綿地の半幅帯です。
クリーンで都会的な印象をもつトリコロールに、あえて“からし色”をひと筋加えることで、ひねりを効かせたモードな空気感と新鮮な遊び心が生まれます。
柄も、ベーシックなチェック柄でありながら、線の太さや色の重なりにリズムと揺らぎがあり、カジュアルすぎず、かといって堅苦しくもない、“ちょうどいい抜け感”のあるデザインになっています。
洗練された色使いと、ニュアンス感のあるチェックが出会うことで生まれる、ポップだけど大人っぽい、個性とモード感を兼ね備えた存在感が最高に素敵で、アートかつモダン、けれども整いすぎない、どこかあたたかくて、やさしい雰囲気のあるコーディネートを完成させてくれます。
ややざらっとした手触りの、ほどよい張りと厚みのある、しなやかでしっかりとした織り地で、綿100%です。
「古渡更紗」の表記のあるビンテージの八寸帯をリメイクして作った長さたっぷりの半幅帯で、様々なアレンジ結びを楽しんでいただくのにもぴったりです。
着物の帯ならではのしっかりとした素材ですので、浴衣にもお着物にもマッチしてくれ、一年を通して楽しんでいただけ、特別な日も、ふだんの日も、装いにときめきを添えてくれます。
懐かしいのに、どこか新しく、同じものにはめったに出会えない、ビンテージリメイクならではの特別な一本です。