訪問着と袋帯、帯揚げ、帯締めをセットにした姉妹屋セレクトの訪問着コーデをお届けします!
エリもとに華やかな彩りをプラスしてくれる半衿と、伊達衿のおまけ付きです。
1万円以上のお品物となりますので、送料無料!おめかし気分のお出かけ着から、お子様の卒入学式・七五三、披露宴などのフォーマルな場にも活躍してくれそうな訪問着×袋帯のお値打ちセットです。(フォーマルな場でのお着物や帯については、多少のダメージのあるリサイクル着物ということもあり、地域やお家によってもふさわしいとされる装いが変わってきますので、ご購入前に一度ご親戚の方などにご確認されることをオススメします)
切箔のような唐花市松の地紋浮かぶつややかな芥子色の地に、光悦垣格子と、花橘の枝が格調高く染め上げられた訪問着に、咲き誇る四季の草花が匂いやかに美しい花いかだ模様が織りだされた漆金摺箔の袋帯をコーディネート。薄紅と緑の芝草揺れる野原に蝶々ひらりと舞うそろいの帯揚げと半衿で風雅な愛らしさを添え、深草色の伊達衿と、若草や璃寛茶のような渋みのある緑に金きらめく帯締めで洒脱な遊び心を演出して。お着物と帯の色味をそろえたすっきりと品のよい同系色スタイルに、グリーンカラーを差し色にして、洗練されたワントーンコーデに仕上げました。「橘は実さへ花さへその葉さへ枝に霜降れどいや常葉の木」の万葉の歌や、「かへりこぬ昔をいまと思ひ寝の夢の枕ににほふ橘」の新古今の歌を思わせる典麗な華やぎと趣味のよい文雅を感じさせてくれる大人のドレスアップスタイルの完成です。
訪問着は、唐花のような優美な花模様が形作る切箔の金工芸を思わせるような市松状の格子の地紋浮かぶ、光の加減で金色のようにつやめく芥子色に、霞のような流水のようなやわらかな曲線を描き出す光悦垣と、可憐な花と実揺れる橘の枝葉が小袖を思わせる大胆な構図で染め出された見惚れるような一枚です。ぱっと目をひく華やかな肩裾文様ですが、渋みのある抑えた色使いとなっているので派手になりすぎることなく、大人の着こなしにもぴったりなアイテムとなっています。
訪問着は八掛にも橘の染め模様がほどこされています。
袋帯は、細やかな入子菱と大胆な切箔格子に、ふっくらとした立体的な織りで、大輪の牡丹に優美な菊花や藤、可憐な撫子、小粋な紅葉などの四季の草花美しい花筏が重ねられた優雅な一本です。正倉院南蔵の宝物、「漆金薄絵盤」の押箔技法をもとに開発した堅牢な漆金摺箔でしあげられた端麗な気品ただよう帯となっています。
袋帯のタレ先の付紙には<伝統工芸 漆金摺箔 この帯は、正倉院南蔵にある宝物で蓮華形の香炉台「漆金箔絵盤」の押箔技術をもとに、当社が箔匠と共に素材と技術でもって、その重厚で気品高い風格を帯の上に表現したものであります。なお、この漆金摺箔の帯びは研究の結果、特殊な材料と独特の高度な技術で仕上げられており、摺箔の堅牢性については再三にわたる過酷な摩擦試験に耐えております。 西陣織元謹織>と表記されています。
帯揚げと半衿は、さっぱりとした白練り色地に、薄桃色と緑で染め出された優美な弧を描く芝草が連なる草の原に、ひらりと舞い遊ぶ蝶々が重ねられた、豊かな詩情ただよう一枚です。昔着物のほどきとなり、端はピンキングで処理されています。
帯締めは若草緑と金の混色に小粋な飾り模様がアクセントになったデザインと、璃寛茶のような鶯色のような茶緑に若草色と金の飾り模様が浮かぶデザインがリバーシブルになっていて、フォーマルにもちょっとおめかししたお出かけ着にもシーンをまたいで活用していただける便利な一本です。
着物は、光の加減で、古金のように華やかな色味に見えたり、ぐっと沈んで茶色に近い芥子色のような落ち着いた色味に見えたりします。
セット内容は、着物、帯、帯締め、帯揚げに、おまけの昔着物のほどきの半衿、伊達衿の6点です。
(紋)無し
(着物のエリ)広衿
(着物の質感・素材)上品でつややかな光沢のでた、張りがありますがとろんとしなやかな生地で、正絹と思われます。
(帯の質感・素材)ざらっとした手触りの美しい光沢と張りのあるしなやかな生地で、「伝統的手工業 漆金摺箔」の説明紙がついており、正絹と思われます。
(帯締の素材)正絹と思われます。
(半衿・帯揚げの素材)正絹と思われます。