象牙色地に、宵闇のような深く落ち着いた鼠紺や藍鼠、湊鼠といったブルーグレーのグラデーションのような色調美しく、はらりと風に舞い、散り敷くような桜の花びら模様が染め出された正絹縮緬のビンテージ羽織です。
余白を活かし美しいバランスでデザインされた花びら文様は、月明かりが照らす小道に、そっと舞い降りる桜の花びらが風に吹き寄せられたようで、夜の余韻をまとうような静けさの中に抒情豊かな物語を感じさせてくれます。
春を待ち望む装いから、桜咲くうららかな季節、牡丹や藤など様々な花模様の帯や着物に合わせて、めぐる季節にあわせてコーディネートを楽しんでいただけそうです。
ややざらっとした手触りの、はっきりとしたシボと上品な光沢のでたしなやかな生地で、正絹縮緬と思われます。
羽織コーデの魅力につきましては、こちらの特集ページでご紹介しております。ぜひご覧ください ≫羽織で楽しむ重ね着コーデ