江戸の粋を感じさせてくれる注染浴衣地と、さっぱりとした先染の綿地を裏表に使って、夏コーデにもぴったりな洒脱な遊び心を楽しむ大人兵児帯を作りました。
紫や紺の霞がふわりとただよう深い紫紺の地に、丸い大きな白い月とあでやかな紅色の雁の姿が浮かび上がる注染地は、「さ夜中と夜は更けぬらし雁が音の聞こゆる空ゆ月渡る見ゆ」という古今和歌集の一首を思い起こさせる風雅な情趣を小粋に身にまとう、物語豊かなコーディネートを作り出してくれそうです。
反対の面は、さっぱりとした白に、繊細な横縞とかすれたような絣調の立縞が形作るリズミカルな格子模様が織りだされた、先染の綿地です。オーソドックスな幾何学モチーフにクラフト感と自然なゆらぎがプラスされ、レトロにもモダンにもナチュラルにもクールにも幅広いイメージで楽しんでいただける万能アイテムとなっています。
格子模様の生地とおそろいの半衿のおまけ付きです。(反物をカットしたもので、端はピンキングで処理しています)
雁の柄の白い月の部分に、裏の縞模様がわずかに透けて見えます。また、格子の面にも裏の月に雁がわずかに透けて見え、格子戸からのぞく秋の空のような詩情を感じさせてれます。
芯のはいっていない、ふわりとしなやかで柔らかなファブリックタイプの兵児帯で、クシュクシュとして兵児帯らしいナチュラルな雰囲気を楽しんでも素敵ですし、ぴんと張って単帯風に着こなしてもサマになる万能アイテムです。
※大人兵児帯につきましては、こちらの特集ページでご紹介しております。ぜひご覧ください ≫江戸好み大人兵児帯 錦絵のように自由に美しく
月に雁の注染地は、綿100%の綿コーマと思われる生地に、昔ながらの注染の手法で染めがほどこされています。
格子柄の生地は、ややざらっとした手触りの、ほどよい張りがありますがしなやかな生地で、やや目がざっくりと粗目に織りだされており、風通しや肌離れのよいさっぱりとした質感の織り地です。素材は綿と思われます。
さっぱりとした綿地を両面に使っておりますので、浴衣や夏着物のコーディネートにもぴったりで、単着物にあわせても心地よく楽しんでいただけ、一年を通して活躍してくれそうです。
国内縫製のミシン仕立てです。
もともとの生地が昔着物の反物ですので、生地にかぎりがあるため2点のみの限定数での生産となっております。再入荷の予定はありませんので、お気に召していただきましたら、お早目に!
生地のとり方によって、柄の出方が写真と異なる場合がございますのでご了承ください。
※昔の反物から作っておりますので、ダメージ写真のようなダメージがあり、その他着用に問題がない程度の若干の点ジミ、小汚れや小キズ、クスミ感などある場合がございますので御了承くださいませ。